会議の概要
研修の概要
■1日目
- 特別講演「これからの労働組合にワーク・ライフ・バランスは不可欠!!~朗働のすすめ~」
東レ経営研究所 渥美由喜 研究部長
■2日目
- 基調講演「化学総連とは」化学総連 岡嶋謙 会長
- 分科会「ワークライフバランスについて」(特別講演の内容を踏まえ)
主な議題とその内容
今年度の支部役員研修会では、化学総連加盟単組の支部役員を対象に、化学総連の活動に対する理解を深め、また外部講師の講演を聴講し、見識を深めるといった事に加え、日頃最前線で組合活動に取り組まれている皆さんに他労組との意見交換を行い情報の共有化、交流を深める機会を持って頂くことを目的として開催されました。
特別講演では、高齢化の進む現代社会において、仕事をしながらの介護が決して他人事でなくなっている現状、ワークライフバランスという言葉を単純に会社制度の充実のみに求めるのでなく、自分自身の仕事の取り組み方を見直し、生産性を上げる事で余暇を創出するためのヒントを講師の実体験に基づきご教示頂きました。今回の参加者の皆さんも家庭と現業と組合業務という3つの立場を持つ方が多く、自身の働き方についての気づきの機会や、また組合員さんからの相談に対するヒントを得て頂けたのではと思います。
基調講演では岡嶋会長より、化学総連の成り立ちや、化学総連が産業政策に取り組んでいる背景について、過去の歴史も含めてお話し頂きました。働く皆さんの雇用を守るため、産業の健全な発展と成長に向けた働く立場からの様々な提言活動を行っていく事に対して、ご理解頂ければと思います。
分科会では、1日目の特別講演の内容も踏まえながら、各支部や単組、会社のワークライフバランスの取り組みについて各自報告頂き、意見交換をして頂きました。それぞれの職場で色々な立場にある中で、皆さん大変熱心に発言をし、活発な議論をして頂きました。他社、他労組の様々な取り組みを参考にして、今後の取り組みに活用頂ければと思います。
最後に、本間会長代理から、化学総連の「友愛と信義」という考えについて、改めて思いを強くしていただき、そして、化学総連の活動をともに推し進めていただきたいとの閉会挨拶の後、終了いたしました。