会議の概要
主な議題とその内容
2012年9月25日(火)、ホテル松島大観荘にて2013年度研修会が開催されました。
講師には、公益財団法人「オイスカ」総務部広報室長の林久美子氏、名取事務所統括の佐々木廣一氏をお迎えし、林氏より「労働組合とNGOとのパートナーシップに向けて」、佐々木氏より「オイスカの海岸林再生事業と苗木作りについて」ご講演を頂きました。
公益財団法人「オイスカ」は1961年に設立され、飢餓・干ばつ地域における食糧支援に始まり、自立を支援するための技術指導、さらには指導者の養成とその活動を世界中に展開しています。オイスカと労働組合のパートナーシップとして(1)カンパや周年行事などによる資金協力、(2)組合員やご家族の現場派遣によるボランティア、(3)イベントなどでの活動紹介による普及啓発活動、その他ベルマーク回収等、様々な連携の可能性についてご提案頂きました。
また今回の「海外林再生プロジェクト」に関して、東日本大震災で被災した名取市の海岸林の現状、復興のための育苗活動について紹介され、今後行われる植林活動において、多くの人の協力が不可欠である事に言及されました。
化学総連は活動方針にも挙げた通り、今後10ヵ年計画で寄付だけにとどまらず、組織構成員の皆さんのご協力を頂きながら、オイスカの活動に参画して参ります。2012年4月には事務局が現地を訪問し、海岸林被災の現状を目の当たりにするとともに、植林活動のお手伝いもさせていただきました。支援の輪を化学総連全体に広げて参りたいと考えておりますので、今後とも皆さんのご理解とご支援を頂ければ幸いです。