会議の概要
加盟単組の役員および化学総連事務局を含め90名が参加し、2日間にわたり研修会が開催されました。
研修会のはじめに岡嶋会長から「2013春季生活闘争方針と化学総連の産業対策について」と題し、春季生活闘争に向けた取り巻く環境と、連合及び化学総連としての春闘に向けた取り組みのスタンス、併せて化学総連が取り組む産業対策について講演がおこなわれました。
特別講演は、経済産業省製造産業局化学課長 宮本昭彦 氏より「現在の課題と今後の化学産業への期待」と題し、日本経済、特に製造業、化学産業を取り巻く情勢について多岐にわたる視野からのご報告を頂き、今後の課題として技術力を活かした機能性化学品への注力、保安防災への取り組み、新エネルギー創出等、化学産業に対する大きな期待のご提言を頂きました。
また、今回は2013年4月から施行される高齢者雇用促進法改正にあたり、各社労使にて取り組みを進めている60歳以降の雇用制度見直しの情報共有化として、旭硝子労働組合(相原博行氏)、三洋化成工業労働組合(佐々木裕和氏)より、事例発表を頂きました。いち早く取り組みを進めている2労組の先進事例を参考に、各労組がよりよい制度とするための機会とすることができました。