会議の概要
東日本大震災から3年、化学総連としてこれまでは寄付や現地視察を通して海岸林プロジェクトの支援、情宣を行ってきましたが、今年から支援団体の受け入れが可能となったのを機に、組合員の皆さんにご参加頂き、現地の方々と共に汗を流す活動を開始しました。
各単組から多数の参加を頂き、合計55名で育苗場における除草、広葉樹の移植等を行いました。また3年目にしてようやく海岸林現地でのクロマツ植栽が可能となった現場を訪れ、5月24日に予定されている植樹祭の準備や広葉樹の植栽に従事しました。
林業のプロに「月面に松を植えるようなもの」と例えられた植栽現場は、植栽の穴を掘るにも多大な労力を要する過酷な環境でした。今年植えた松も多くはその環境に耐えきれず枯れ、また新しい苗を植え、枯れての繰り返しという厳しい状況がしばらく続くとの事です。現地を見て、実際に作業する事で、微力ながら今後も継続して支援を行っていくべきであると参加者の皆さんが想いを新たにする機会となりました。
*レポートは公益財団法人オイスカ 海岸林再生プロジェクトのブログにも掲載されています。
是非ご覧ください。http://www.oisca.org/kaiganrin/blog/?p=6792